プレゼント配達に大忙しのサンタさん
街にはジングルベルが流れもうすぐクリスマス。 クリスマスといえば最も忙しいのが・・・そうサンタクロースです。
サンタさんは、世界中の良い子たちのリストを持っています。 このリストは、世界の人口の増加に伴い常に増え続けています。
今年の世界の人口は約68億3千万人です。 イブの夜、サンタさんが全ての子どもたちにプレゼントを配達するためには、サンタさんが私たちと同じ時間感覚で働いていると仮定したら、ナント1軒当たり0.0002〜0.0003秒の速さで各家庭を飛び回らなければいけない計算になります。
サンタさんの荷物の追跡は?
サンタさんがプレゼントを配達する時間は、人口の増加に合わせてどんどん短くなっています。 それでも毎年イブの夜には、世界中の子どもたちの枕元に間違いなくプレゼントを届けています。
指定された日時に確実に配達するなんて、さすがはサンタさんですね。 まるで「クリスマスプレゼント便」という宅配便のようです。
もし、トナカイが引くソリに積んだプレゼントの一つひとつに、宅配便でお馴染みのバーコードシールが貼ってあったら・・・ サンタクロース村から出荷されたプレゼントの行方を追跡することができますし、サンタさんの配達業務もさらに迅速・確実になるのではないでしょうか? もっとも、プレゼントに貼付されたバーコードシールを見たら、子どもたちはビックリして首を傾げるかもしれませんがね。
宅配便の荷物追跡システム
話題をサンタさんの世界から、本来の宅配便の荷物追跡システムに移しましょう。
宅配便は通常、ドライバーが「集荷」から「配達」までの各作業ごとにスキャニング入力(即時処理)することで、いつでも最新の荷物状況が把握できる仕組みになっています。
荷物の一つひとつに貼付されたバーコードシールの情報を、本社のホストコンピューターが即座にキャッチ。荷物状況の問い合わせに迅速に対応し、確実な荷物の追跡を行っているのです。
- 【集荷】
荷物に貼られた伝票のバーコードをパーソナルPOS(ハンディスキャナー)などで読み取り、行き先の営業所のコードを入力してバーコードシールでプリントして荷物に貼り付けます。
- 【集荷ターミナル】
この荷物が集荷した地域の集荷ターミナルに到着すると、バーコードを読み取って行き先別に仕分けされトラックに積み込まれます。
- 【配送ターミナル】
配達先のターミナルに荷物が到着すると、到着時刻と荷物のデータが入力され、ドライバーがその荷物を配達に持ち出す際にもこれらのデータが入力されます。
- 【配達】
配達完了時にも完了の情報が入力されます。
荷物情報をリアルタイムで把握
従来の荷物追跡システムは、ドライバーが各営業拠点に戻ってから配達情報を本部に送信していました。 このため、現場の実際の作業時間とホストコンピューターへの登録時間とにタイムラグが発生し、荷物の配達状況をリアルタイムに確認できない問題がみられました。
最近はこのタイムラグを解消するため、携帯電話やPHSを利用した荷物追跡システムが主流になっています。 入力された荷物の情報(持ち出し・積み込み・配達完了・持ち戻し等)は、一定時間ごとに携帯電話からホストコンピューターへ自動的にアップロードされ、荷物情報はほぼリアルタイムに更新されています。
これによって、荷物情報の問い合わせにリアルタイムに対応したり、不在時の連絡や送り主への配達完了の連絡をケータイメールで行うといったサービスも登場しています。
宅配便のバーコードは「NW-7」
宅配便のバーコードには「NW-7」(JIS-X-0503)が使われています。
Narrow(細い)とWide(太い)の7本のバーで構成されていることからこう呼ばれていますが、「CODABAR」とも呼ばれます。 また、7本のバーのうち2本が太いことから「Code 2of7」とも呼ばれています。
数字(0〜9)と記号(−、$、:、/、.、+)が扱え、スタート・ストップキャラクタ(a〜d)の組み合わせ計16種から選択して使用することができ、この組み合わせでデータの内容を表せるのが特徴です。 バーの構成が比較的単純で読み取りやすく 高い印刷精度が要求されなくてナンバリング印刷も容易なため、宅配便の配送伝票をはじめ図書館の貸出管理、血液銀行の管理、各種会員カードなど連番印刷が必要なものに多用されています。
ともあれ師走は、クリスマスプレゼントやお歳暮など宅配便が大活躍する季節です。
自宅に届いた宅配便に貼付されたバーコードシールを見ながら、「今ごろどこを飛んでるのかな?」とサンタさんに思いを馳せるのも一興ではないでしょうか。
- NW-7」詳細はコチラ
- サンタさんが今どこを飛んでいるかが分かる「NORD Tracks Santa」詳細はコチラ
- 「フィンランド発 サンタクロース村オフィシャルサイト」はコチラ